アマノ家フイルム

息子と娘の二児パパによるその日つれづれ

友に贈る言葉

約 3 分

『オレも、バンドに入れてくれないかな?』 

それがボクが楽器を始める事になった最初のきっかけの言葉だった。

その言葉は普通過ぎるくらい、ありがちなセリフだけどボクにとって勇気を振り絞ったものだった。

中学二年生の時… 親父の仕事の関係上、転校する事が多かったボクにとっても初めてだった寮生活を経験した。

編入入学は気まずい… もう三回目の転校をしていたボクは、その事をよく知っていた。

おまけに寮生活… 不安で一杯だった。  案の定、なかなか馴染めなかった。 恥ずかしながら、始めのうち、寂しさでよく泣いていた。

そこの学校は、楽器を趣味とする人達が多かった。海外の日本人学校での寮生活という環境は娯楽が少ない。それとバンドブームが重なったからだろう。

当然のように、ボクの学年(各学年は一クラスずつしかない)でも楽器が流行っており、バンドも幾つか組まれていた。 

ボクは、楽器にまったく興味がなかった。 でも羨ましかった。 皆が楽しそうに音楽や楽器の話しをする事が。

ある日、クラスの親分的な位置にいた奴が『ドラムがいないんだよなぁ~ 誰かいねぇーかな』とぼやいていた。 彼は、いわゆるギターが上手くて、ボクの学年でも先輩からも一目をおかれていた奴だ。

ボクは、考えるより先に行動を起こした。

冒頭で述べた、あのセリフを言ったのだ。

クラスの親分は、楽器をかじってもいないボクの突拍子な言葉に少し驚きつつも、こう言ってくれた。

『いいよ! やろうぜ! じゃあ、お前にこれからドラムを教えたる。 まあ、オレも簡単な8ビートしか知らんけど。』

この言葉は今でもはっきりと覚えている。嬉しかった。 楽器を始める事よりも、やっとクラスに馴染める、そんな期待と安堵感の方が強かった。 編入して三ヶ月ほど経った時の出来事だ。 

これが、ボクがドラムを始めた不純ながらきっかけ…

あの時、あのセリフを言わなかったらきっと今楽器をやっていないと思う。

きっと、楽器や音楽を通して出会った人たちとは、変な言い方だけど出会っていないし

まるっきり、違った人生になってるだろう。

奇跡だ。 

ドラムありがとう!!

こんな素晴らしい出会いと今までの思い出をくれた、キミに凄く感謝をしてる。

きっと、これからもあるよね? 今までと同じ… それ以上の出来事がキミを通して。

だから、ボクはドラムをやめない。

たまに『ドラムやめてやるっ!!』ってスネるけど、許してね。 ごめんね。

どうせ、また叩くのをキミは知ってるだろう(苦笑)?

これからも、ドラムさん よろしくお願いします!!

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. ■無題
    あーなんか感動いい話しや

    ドラム君サンキュー

  2. By みんなのプロフィール

    ■無題
    ブログ開設おめでとうございます!!

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  3. ■ハル君へ
    なんかね、寝る前にパッとこんな風に思ったんですよ。周りに起きてる事すべてが奇跡。そんな気持ちを書いてみました。
    読んでくれてありがとう!

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